息子のカンムシ

in 思考の果実

もう2、3週間前から息子の感情的起伏が激しすぎてたまらない。

原因が全然わからないのだが、息子がちょっとしたことが気に食わないと激高するようになった。それは単純に「お父さんに遊んでほしいのに仕事が忙しくて遊んでもらえない」というような理由で拗ねたり怒ったりする、というレベルをもう越えている。ありとあらゆるところで、ちょっとしたこと(たとえばおもちゃが動かされているとか)で激ギレするのである。

まあそんなことならまだなんとか耐えられたのだが、ここ2週間程で最も困るのは、夜中に夢を見て激高して起きること。これがきつい。
何らかの「自分の希望が両親によって通っていない」夢を見ているのか、夜の2時3時に30分も1時間も怒り狂って叫びまくる。眠れない。「それは夢だ」と何度言っても、寝ぼけているため話が全く通じない。

今月4歳になったあたりから、息子はすごいスピードで「言語」を覚え出し、使いこなそうとしているように見えていた。大人の会話でできてきた言い回しや、DVDを観てキャラクターが喋ったセリフを、どんな些細なところでもすぐに記憶し、日常生活で使い出す、というシーンが一気に増えた。

そんな言語成長的なところと、もう来月に弟が生まれるということ(つまり「王子様」の座が奪われるということ)を敏感に察しての行動なのか? と夫婦で話をしている。
だが、それでも、現実的に、真夜中にワーワーギャーギャー泣き叫ばれるのは本当に辛い。父の風邪も治らない。仕事に、出産に、生活にモロに響く。

しかも時同じくして「頭が痛い」「お腹が痛い」と言いはじめているのである。医者にみてもらったが、お腹を下しているわけでも風邪のウイルスが腸に入っているわけでも無いと言う。精神的なものとしか思えないが、もしそうではなかったとしたら、とても重大な病気なのかも……、という不安も新たに募る。

そこで今日、藁をもつかむ思いで母子で近所で偶然されている「小児はり」にはじめて行ってきた(僕は発熱で寝てた)。そこの小児ばりを行う治療院は、「カンムシ」のための小児はりをもう長年されている方で、手渡されたチラシを見ても「ウチの子の症状に効くに違いない!」と思わせることばかり書いてある(こういうのはデザインうんぬん置いといて、良い広告と言える)。小児はり。これしかない。

結論から言うと、しばらく通わないと一発では改善はしないとのことだった。僕も妻の話を詳しく聞けずじまいなので細部が全然わからないのだが、まずは通うしかない。
環境の変化、家族の変化、季節の変わり目が重なってくると、眼には見えないところでの「ほつれ」のようなものが、じわじわと大きくなっていくような気がして、もっと闘わねばならないな、と思った。

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