ネガティブな話や批判について

in 発酵中

仕事で大成しよう、儲けよう、偉くなろうと思えば思うほど、どうしても周りからの意見や視線が気になってしまうものだと思う。

会社員として人に仕えていようが、独立起業して事業の主であろうが、基本的には同じ。仕事に求めるものを強めれば強めるほど、それは避けられない。

今日「彼は名前を売ることをよく研究しているデザイナー」というようなセリフを目にした。が、それは当然悪いことではない。他社と競争しなければならないことが必然である以上、「どうすれば未来の(よりメリットの大きい)仕事を手にすることができるか?」という目的を手に入れるために、自分を他人にどう見せるか、ということは、やはり日夜研究すべきなのかもしれない。

一昨年くらいまでは、僕もそう思っていた。仕事で大成しないと、儲けないと、家族を養っていくことができない。独立企業するということは、基本的に定年とかいった概念は無いんじゃないかと思っていて、働けるまで働かないといけないんじゃないか、と思っていたから。

そこで、今日そんなセリフを目にしてふと思い出したのが、ブレイク・グリフィンについてのこのテキスト。

 派手なプレイやダンクコンテストによって一気に人気が出た反動からか、グリフィンは一時期、何かにつけて批判の対象になることが多かった。中でも、グリフィン自身が最も嫌ったのが、「アイツはダンクだけ」と言われることだったという。
努力していないのなら、批判されても仕方ない。しかし、自分はできる限りの努力をしているという自負があった。
(中略)
何をやっても批判されると、気にしないようにしていても、イライラしてしまうんだ」
以前、グリフィンはこう語っていた。そんな彼が、批判に対してどうでもよくなったのは、昨年8月に息子が誕生してからだという。
「父親になってみて、何が一番大事かに気づいたんだ」と、グリフィンは今年2月、『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタビューに答えている。「今では、ネガティブな話や批判はすべてシャットアウトし、すべてのエネルギーを、『選手として成長すること』に注いでいる」

【NBA】「ダンクだけ」じゃない!急成長したブレイク・グリフィン|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト

去年くらいから僕が思うのは、「自分自身を他人にどのようにプロデュースするかに思考を凝らすより、心から好きなことを仕事として、自分から全力で取り組んでいくことのほうが、はるかに大切だ」ということだ。

自分をプロデュースする、大きく見せたり、すごい仕事をしているように見せたり、忙しく全国をかけずり回っているように見せたり、すごい人達と友好関係を保っているように見せたり。
そんなことをしなくても、今目の前にある仕事を全力・全開で行う。今死んだらこれが一番の代表作だった、と周りの誰もが認めるような仕事を行う。そして、仲間やお客さんとわくわくしながら笑い合って過ごす。

そういうことのほうが、自分を良いようにプロデュースするよりも、ずっと大切で、ずっとむずかしいくて、ずっと楽しい。