カテゴリー ‘思考の果実’ category

三男の名前(1)

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当の本人にしたら嫌がる話なのかもしれないが、三男の名前が(も)なかなか決まらない。

当の本人にしたら嫌がる話なのかもしれないが、もう3人目ともなると「次の名前、どーするー?」「うーん、どうしよっかねー。なんかあるー?」みたいな、とてもおざなりな、悪く言えばめんどくさい空気が夫婦を包んだ。とりあえず、長男・カズキと次男・マコトとは音がかぶらない(似ている発音だと呼ばれまちがいやすい)で、かつひらがなで3文字であればいいや、という無言のルールが夫婦間で組み立てられていった。(姓が4文字なので名前も4文字にすると発音がすこし重ったるい気がして) (さらに…)

思考の酵母:

三男誕生

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2017年3月31日6時頃。僕は石油ストーブに暖まりながら、デザインの仕事の段取りを考えていた。考えていたが、それよりたしか明日でお世話になった商工会議所の人が異動してしまうのでライ麦パンを焼いて持っていこう、と思い立ち、100%ライ麦パンを3本仕込み終わったところだった。午後には焼き立てを持っていけるな、と思ってたら、珍しくこの時間帯に妻が寝室からやってきた。

陣痛が来たというのだ。 (さらに…)

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怒りを人に悟られたくない

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「スポーツ選手なら勝ちたい。野球が好きだからやってるのだが、プレーするのは勝つためにだ。だが、簡単なことではない。僕は負けるのが嫌い。負けたくない。負けは受け入れられない。自分の子供たちにも、勝たせてやるのではなく、自分の力で勝てと言っている。僕はよく笑顔を見せる。それで、負けても悔しくないのだろうと勘違いされる。心の中は相手を完全に打ちのめしたいという闘争心でメラメラだが、それは見せたくない。動揺したり、焦りを見せれば、そこにつけ込まれる。だから若い頃から感情は見せないようにしてきた。見せるのは笑顔だけ。笑っていれば、相手も油断する。怒りや動揺を見せれば、相手を調子に乗らせてしまう」と語っており、「球審も同じだ。ストライクの判定に不服を示すと、次に同じボールが来た時もストライクを取られる。平気な素振りを見せれば、ストライクを取られないかもしれない。怒りを人に悟られたくない。何の得にもならないからだ。ただ、勝ちたいという気持ちは最初から変わらない。1試合も負けたくなかった。1打席も負けたくなかった。1球も(打球を)落としたくなかった。1人も走らせたくなかった」

 

ケン・グリフィー・ジュニア(Wikipedia)

ライ麦100%を目指して(後編)

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ライ麦100%のロッゲンブロートへの試行錯誤が、年をまたいで続いた。そもそも情報自体が少なく、「どれをどのような分量で、どのような過程でどうやってつくるのか」というところから試行錯誤した。

まず必要なのは発酵させる酵母だった。ライ麦100%でつくるには「ライサワー種(サワードゥ)」という酵母の元種が必要だ。これは原始のパンづくり方法のひとつ。ライ麦粉に水を加えてかき混ぜ、温かいところに放置し、また翌日あるいは数日後にライ麦粉と水を加えてかき混ぜて温めて……を繰り返す。こうすること、ライ麦に元々ついている酵母菌に「食事」や「繁殖環境」を与え続け、酵母を繁殖させる。これがライサワー種だ。 (さらに…)

ライ麦100%を目指して(前編)

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スペルト小麦のパンと同時にずっと考えていたのは「ライ麦100%のパン」の製造と販売だった。

僕が住む徳島県は全国でも有数の生活習慣病患者数を持つ県。糖尿病は平成5年から平成18年にかけて,14年連続して「糖尿病死亡率全国ワースト1位」が続いていたと県のウェブサイトにある。(それでも昨年は5位
これは引っ越してきてからいろんな人に聞かされて知ったことだった。知り合う人の中でけっこう糖質制限をしている人が多かった。「ご飯は基本的に食べない。肉と野菜だけ」「パンも食べられない」という人を、ここ神山町でけっこう出会った。 (さらに…)

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スペルト小麦パンの始動

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どうすればダレやすい生地をよい形のパンに着地させることができるのか。どれくらいの分量の小麦ならば「食べ応え」と「価格」のバランスが取れるのか。それを1月初旬からずっと試し続けていた。

ダレやすい生地で美味しいパンをつくる。それを実行に移すためには、大きく二つの道があると考えた。「ダレないような生地づくりをする」という方向と、「ダレやすくても美味しく焼ける製パン方法にする」という方向だ。簡単に言うと前者なら「正解の入口を磨き出す」ということであり、後者なら「相応しい出口を選択する」ということになる。 (さらに…)

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スペルト小麦とのたたかい

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約9000年以上前と変わらぬ存在のスペルト小麦。モリグチャウダーのパンはまずこれで試行錯誤を続けている。しかしながら、やはり9000年間の品種改良というのは伊達ではなく、この小麦の「クセ」はなかなかのものであり、パンづくりは予想以上に難航したのであった。 (さらに…)

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スペルト小麦とわたし

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年末年始にシュトレンを焼いて販売していると、妻の友人から注文の連絡があった。彼女は今まで家の近所のパン屋さんからシュトレンを買っていたのだが、昨年いきなりパン屋さんが「小麦アレルギー」を発症してしまい、パン屋を廃業してしまったのだそうだ。(ちなみにそれは「バナナ入りのシュトレンだったんだけど、つくれる?」というオーダーで、妻はカスタムシュトレンを無事焼いた) (さらに…)

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健康の秘訣は

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漢方薬を飲み始めてから体調不良は徐々に回復しているようで、「怒ると身体がチクチク痛む」ということはほぼほぼなくなった。「はずかしい」とか「ウケた」とか思う時だけちょっとチクッとする程度。今は肉体的な反応のほうが主で、熱いお風呂に入るとチクチク痛む。腰も引き続き少し痛むのでジョギングはできず、よって「運動して大汗をかくほど体温が上がるとチクチク痛むのか」ということは実証できていない。

お医者さんは「環境の変化と『日常生活上思うところ』のふたつによる強いストレスが引き起こした」という診断で、まあ確かにそうだろうと思う。

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バレンタインシュトレンをネットで販売します。

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カナダ産有機スペルト小麦にココアを混ぜた生地に、ラム酒漬けのさまざまなドライフルーツと、チョコチップ、クルミ、イチジク、自家製はっさくピールに有機バナナをまるごと入れて焼き上げました。元種はフィンランド産有機ライ麦と水だけで育てたライサワー種を使用しています。

バレンタイン用でチョコレート味、とは言えども、あくまでシュトレンなので、冷暗所で寝かせるほどに味や触感が落ち着いてきます。ココアを練り込んでるので、かなりしっとりとした触感に整っていきます。

カップルで少しずつ食べて味の変化を楽しむのもよし、男の子がいるご家族みんなでいっしょに食べるのもよし。万人に満足していただけるよう、モリグチャウダーが試行錯誤を重ねてつくった、健やかで美味しいお菓子です。

という言葉を考えて、写真を撮って、ネットショップ・サービス「BASE」にてはじめてバレンタイン用のチョコレートシュトレンを売り出すことにした。 (さらに…)

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