カテゴリー ‘思考の酵母’ category

クラウドファウンディングと先行販売のちがい

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よく聞かれるのが「物乞い」じゃないのか、とか「先行販売のサイトだよね」という声です。有名人を担いで既存のファンをターゲットにお布施を募る様な内向きなお金集めや、単なる先行販売(先行割引商法)をクラウドファンディングと呼んで行うのは、プラットフォーム側は一番簡単で一番儲かりやすいんですよね。

でも、これまでの一般の流通に乗るようなものをかたちを変えてすごそうに見せているだけで社会に何の影響も与えないなら、クラウドファンディングの“ロマン”みたいなものはそこにはありません。クラウドファンディングの本質は、「公からお金を募る覚悟と心意気があり、そして結果に公共的なロマンがあるのか」ということ。

だから逆に言えば、ひたむきさとロマンがあれば、先行予約という形態をとっていても、そこには製作者と応援者のフラットな関係があり、公からお金を集める大義があるものになると思います。

 

クリエイティブな社会をつくるために、みんなの“舞台”を増やしていく。クラウドファンディングサービス開始から6年。「MotionGallery」と大高健志さんのこれから | greenz.jp | ほしい未来は、つくろう。

学び

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気をつけないとなと思うんですよ。だからこそ、「なにかのため」に学ぶんじゃなくて、学んでいる時間や空間そのものが充実していて面白いことが大事だよな、と思う。ちがう。寝るんだった。寝る!

 【西村佳哲
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続くお喋り

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その人と別れた後も、まだ自分の中で続いているようなお喋りがある。そういう会話はやがて何かとくっついて、新しい考えを生み出したりする。大げさにいえば種が混ざって進化して生き残るように、いいお喋りや雑談が面白い未来につながっていく。人が会って話したがるのは、実は本能なのかもしれない。

【永田泰大(ほぼ日)】

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「こうありたい」人とのつきあい方

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「ほぼ日」という会社(法人)が、
どんな人格でありたいかを考えるときに、
吉本さんのことばはとても参考になった。
「ほぼ日」の乗組員の「人とのつきあい方」にも
「こうありたい」を考えた。

それを3項目にまとめたメモがある。

(1)敬意を持って接する。

相手の地位や年齢に関わりなく、
いつでも謙虚であれ。
馬鹿にするくらいなら、最初からつきあうな。

(2)損をさせても、してもいけない。

相手を高くあつかうあまりに、
言いなりになってはいけない。
そのためにはアイディアが必要になる。
どちらにも、よろこびがあるように。

(3)どうしたいのかを、忘れるな。

いっしょに、どういうふうになりたいのか。
どうなったら、みんながうれしいのか。
それを忘れたら、うまく行っても、
ただの勝ち負けになってしまう。

きれいごとに聞こえるだろうか、そうでもないだろうか。
磨き込まれたものではないけれど、真剣に書いた。
「ほぼ日」新人の乗組員たちにも、伝えておかなきゃね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
こうありたいには(完全でなくても)近づくことはできる。

【糸井重里:ほぼ日刊イトイ新聞/今日のダーリン】

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明確に示せない限り

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そして、よく言われるのはオバケにいてもできたことじゃない?という質問。そうなんだけど、未来はそうじゃないと思って、思い切って別の会社にしました。これからもしかしたら今年くらいから?クリエイションにまつわる状況は変わりそうな気配があります。個人でもチームでも、何が得意で何が苦手か、私の武器はこれで、自分たちの戦場はここです、そういうものが明確に示せない限り、良いものは作れないし、まず仕事が生まれないと思っています。

なので僕の武器と戦場をそのまま会社にすることで、自身のやるべきことに正しいフォーカスをあてることができるし、自分がやるべきことじゃないことはお願いします!とパートナーに依頼できる。もしこれをオバケでやってしまうと、僕の仕事のアウトプットがバラバラなゆえに本来のオバケの力をぼやけさせる危惧と、そもそもこの挑戦がオバケとしての挑戦ではなく、完全に松倉個人の挑戦だったことが大きいです。

退職エントリーならぬ、成仏エントリー – Subaru Matsukura – Medium

本屋について

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なんとなくやってきて、自分を取り戻す場所をつくりたい

 

中川和彦(スタンダードブックストア)

誰も私に意味のあるアドバイスをすることはできない

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カルメン あらまあ。私が人生で学んだ1つのことは、まあいつもそのことを理解していたように思うけれど、誰も私に意味のあるアドバイスをすることはできないということよ。話される言葉は信用しないの。子供の頃から、人は、本当に意味することは、絶対またはほとんど言わないというのを見てきたから。だから私にとってはいつも、言葉を信じることは難しいことだったわ。

――あなたの心や、内なる本能を信じることは……?

カルメン それは感情でなければいけないわ。満足を感じられない場所にいて、それが仕事である人々に対しては、勇気を出してみるようにただ励ますでしょうね。何をすべきかなんて、誰にも言うことはできないわ。自分の想像を分析し、考え、利用すること以外にはね。想像のスピリチュアルな質を求めるの。考えはどこからやってくるのかしら? それは私たちが周りの物事をどう処理しているかということよ。私たちが聞き、見、感じ、触ったものすべてを。私たちがさらされているものすべてを。この奇跡のような世界で何をなすか? 選択肢はとても多いわ。人は自らを狭い箱の中に閉じ込めているのよ。なぜなら人間は文明にとっても、また自分の家族単位の小さな文明にとっても、共生的かつ平和に機能するための、何かを達成して物事を幸せにするための、非常に重要なルールを最初から与えられているのだから。幸せは訪れるはずなのよ。人はいい気分になるようにできているの。もしあなたがいい気分を感じていないなら、あなたが自分の船の船長よ。あなたが参加しているものの何が自分を不幸せにしているのかを見つけ出し、それをやめるかどうかはあなた次第。それが何かをあなたに教えてあげることは私にはできないわ。

「あなたが自分の船の船長」最高齢のスーパーモデルが贈る、情熱を持てない人へのアドバイス – ログミー

 

後ろ指差す人

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後ろ指差す人は、物理的に自分の後ろにいる。僕が向かう目線の先ではなく過ぎた過去にいる。振り向く余裕はないので、僕の中ではもうない人である。とりあえず、今と自分の最も手強い敵は自分自身であり、他人どころではないのが正直なところである。

陰口も同じであろう。そんな建物の隙間の影でこそこそ言われても、気付きようがない。目の前に面白そうな燦々と日光を浴びる遊び場に向かっている自分からすると、そんな日陰にずっといることがなんだかよくわからない。そんな遠くの声は届かない。

自分のことでこんないっぱいいっぱいなのに、誰かのことを心配する時間がない。そういう意味でいうと後ろ指差す人も陰口叩く人も、優しい人なのかもしれない。自分ではない誰かのことを心配する余裕が今の僕にも未来の僕にもあるのかがわからない。

良いことも悪いことも、どちらでも、僕のことに数秒でも時間を使ってくれたことだと思う。ありがとうございます。じゃあ、それぞれ次の自分のことをはじめましょうか。そっちのほうが楽しいと僕は思う。

松倉早星

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怒りを人に悟られたくない

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「スポーツ選手なら勝ちたい。野球が好きだからやってるのだが、プレーするのは勝つためにだ。だが、簡単なことではない。僕は負けるのが嫌い。負けたくない。負けは受け入れられない。自分の子供たちにも、勝たせてやるのではなく、自分の力で勝てと言っている。僕はよく笑顔を見せる。それで、負けても悔しくないのだろうと勘違いされる。心の中は相手を完全に打ちのめしたいという闘争心でメラメラだが、それは見せたくない。動揺したり、焦りを見せれば、そこにつけ込まれる。だから若い頃から感情は見せないようにしてきた。見せるのは笑顔だけ。笑っていれば、相手も油断する。怒りや動揺を見せれば、相手を調子に乗らせてしまう」と語っており、「球審も同じだ。ストライクの判定に不服を示すと、次に同じボールが来た時もストライクを取られる。平気な素振りを見せれば、ストライクを取られないかもしれない。怒りを人に悟られたくない。何の得にもならないからだ。ただ、勝ちたいという気持ちは最初から変わらない。1試合も負けたくなかった。1打席も負けたくなかった。1球も(打球を)落としたくなかった。1人も走らせたくなかった」

 

ケン・グリフィー・ジュニア(Wikipedia)