思考の酵母 ‘アートイベント’

アートの本懐

in 思考の酵母

アーティストとは「頼まれもしないのに」なにか始めてしまう人たちであると、僕は理解しています。そういう動き。行動の起点が不明で、でもエネルギーの発露が感じられる活動や存在に出会うと、私たちは「アーティスティックだね」と洩らす。
その人がアーティストでなく、八百屋のおかみさんでも。
そこがアートの本懐だと思うのですが、最近はまるでデザイナーのような課題解決型のアーティストが増えてきた感じがします。
「要求に応えようとする」感じ。地方で開かれるアートイベントも増える中、なにかその土地に「いいこと」をしたがるアーティストが多い気がして、つまらない。期待に応えなくていいし、地域の課題を解決しなくていいし、もちろんアートのためのアートをする必要もかなろう。
役に立ちたいと思ったところで、所詮他人はたいした役に立てないんだというわきまえは、援助職・支援職の世界では大事にされています。

(略)ただ生命力を発露して、場合によっては叱られて帰ればいいんじゃないでしょうか。

西村佳哲さんのツイッター